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単調な毎日に刺激を

大学生。音楽や本などいろいろ書いてます。

【書評】星野源さんのエッセイ「そして生活はつづく」を読んで感銘を受けた3つのこと

こんにちは。

先週、星野源さんのエッセイ「そして生活はつづく」を読んで、こんな記事を書きました。

www.sabarism.net

この記事を書いた後もう一度ゆっくり読み直してみました。

そしてものすごく共感というか感銘を受けた箇所があったので3つ紹介したいと思います。

本の概要

携帯電話の料金を払い忘れても、部屋が荒れ放題でも、人付き合いが苦手でも、誰にでも朝日は昇り、何があっても生活はつづいていく。ならば、そんな素晴らしくない日常を、つまらない生活をおもしろがろう。音楽家で俳優の星野源、初めてのエッセイ集。

「そして生活はつづく」Amazon 内容紹介より

感銘を受けた3つのこと

1. お金を払うのは人間的で素敵な行為

私はお金が好きだ。そう言うと貯金ばかりしている強欲な人間に見えるかもしれないが、それはちょっと違う。私はお金を貯めることよりも、使うことが好きなのだ。たとえば外食時、定食屋さんでとても美味しいご飯を食べたとする。私の場合そこでただ食べて終わりではなく、食べた後にお金を払うまでが外食だ。「お家に帰るまでが遠足」であるのと同様に、「お金を払って店を出るまで」が、私にとっての外食なのである。良いものと引き換えにお金を払う。それはとても人間的で素敵な行為だと思う

お金の使い方ってその人の人間性がもっとも現れる部分だと僕は思います。

「良いものと引き換えにお金を払う」
この星野さんのお金に対する考え方は一番シンプルで美しい考え方だと思いました。

「お金を払ったから何をしてもいいんだ」と考える人たちが多い今の社会。
もしその人たちが星野さんのような考え方をすれば理不尽な客はいなくなると思うんです。
なぜなら、お金とサービスというのは「=」の関係であって「お金>サービス、商品」にはならないからです。

お金は毎日使いますよね。
なのでこうやってお金の使い方を意識して過ごすことで、もっと豊かで良い生活が送れるようになるんじゃないかと思いました。
というわけでこれからは僕はできるだけ気持ちよくお金を使っていこうと思います。

2. 一足のわらじを履く人より、二足のわらじを履く人のほうがおもしろい

音楽と芝居をやり始めたときも、周りから止められてびっくりしたのである。

「どっちかに絞ったほうがいいよ。こういう世界で二足のわらじを履いちゃダメ」  
母親にも言われた。
「あんた不器用だしいつも片手間になるんだから。二兎を追うものは一兎をも得ずって言うでしょ」  

まったくその通りだと思う。  

でも、いつもそこでふと考えてしまうのは、一足のわらじを履く人より、二足のわらじを履く人のほうがおもしろくないか?ということだった。  

だって現実的に考えたら「わらじの上にさらにまたわらじを履く」なんて、すごく難しいと思うけど、それをやれる人がいたら見てみたいし、素早く別方向に逃げる二匹のうさぎを一人で捕まえるなんていうのも現実的に考えたら無理な話だけど、それをなんとかして二匹とも捕まえられちゃったら本当にすごいじゃないか。  

もちろんどちらもありえない話だとは思うけど、絶対無理ってみんなが言うようなことをなんとか努力してやろうとして、もしできたりしたらそっちのほうがおもしろくない? 

なんでみんなそれをやんないんだろうと、いつも思っていた。素朴な疑問である。  

日本社会は、一つの目標を追いかけることが美徳だと思っている人が多いと思います。確かに目標を一つに絞らず全て中途半端に終わるというケースもあるかもしれません。でも、たとえ失敗したとしてもその努力は別のところでいきるかもしれない。それなら自分のやりたいことを好きなだけやるのが一番良いと思います。

ただ僕自身は、一つのことにしか専念できないタイプ。例えば僕は今資格試験の勉強をしていますが、なかなか進んでいません。勉強できない言い訳を作るために今こうやってブログを書いているという側面もあります。僕みたいな人は他の選択肢をすべて断って一つのことに専念した方がいいのかもしれません。

3. マイナスがあるからプラスが生まれる


今まで自分が受けてきた嫌なことや、ストレス、怒り、不満などによって私はいつしか屈折した考え方をするようになった。しかし、そこから生まれたアイディアを原動力にものを作ってお金を稼ぎ、ご飯を食べているという部分もあるにはある。  

考え方だけでなく、体調だってそうだ。自分がおなかの弱い人間でなかったら、小学校のときにうんこをもらしていじめられていなかったら、この仕事ではなくもっと真っ当な職業に就いていたかもしれない。  

たとえば私がいま何をしていても気持ちよく、健康で、お金もあって、不自由なことなど一つもない暮らしをしているのならば、表現なんてしなくても全然いい。  

生きづらさを緩和するために表現をするのだし、マイナスがあるからプラスが生まれるわけだし、陰があるから光が美しく見えるのである。不満がなくなり、全てのことに満足したら何もしなくなってしまうだろうなといつも思う。

この考え方、とても良いなと思いました。

自分が受けてきた嫌なことや、ストレス、怒り、不満。放置していたら一生悩み続けるかもしれない。でも無理に克服しようとして傷つくかもしれない。

それなら不満を一旦受け入れて、それをエネルギーにして新たな強みを生み出す。結果的にそれまで抱えていた不満に対してポジティブになれる。

まあ誰でも嫌なこと、怒り、不満というのを抱えていると思います。それとどう向き合っていくかは自分次第。そのマイナスをマイナスのままにしておくのか、プラスに変えられるのかは全て自分次第なのではないかと思いました。

全てを社会のせいにしているこのツイートを見た直後だったので、余計そう思いました。

最後に

ヒット曲を次々と生み出し、「逃げ恥」や「真田丸」などドラマにも出演。
この世の全てを手に入れたんじゃないか、と思うほど大活躍です。

でもここにたどり着くまでには様々な努力や苦労を味わってきたことがわかりました。
ほんわかとした見た目からは想像もつかないほどのバイタリティの持ち主だということもわかります。

星野源さんを深く知りたい人はこの本を読んでみることをオススメします。
ますます彼が好きになりますよ。

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